「総手彫り」と「手仕上げ」
印鑑をつくるのには、⼤きくわけて3つの⼯程があります。
1. 字⼊れ
⽂字や書体、全体のバランスを考慮し、印影をデザインします。
2. 粗彫り
字⼊れをベースに印材を彫ります。
3. 仕上げ彫り
粗彫りである程度形になった印影を仕上げます。
ホリエでは、粗彫りを彫刻機で⾏い、職⼈が⼿で仕上げる「⼿仕上げ」と、すべての⼯程を職⼈の手しごとで⾏なう「総⼿彫り」があります。いずれも字入れの文字は職人の手書きです。
総手彫りは全てが手しごとならではの、味わい深い「いびつさ」が魅力となります。
職人の手しごとによる粗彫りは、手書きの文字の風合いを生かし温かさを感じます。
重久セレクトの「芯持ち象⽛」は彫刻機にかけることのできない印材なので「総⼿彫り」で 彫り上げています。
手仕上げもまた鍛錬を重ねた職⼈が⾏います。
職⼈の⼿がはいることにより、線質が整い、美しさが⽣まれます。
ホリエの⼿仕上げは総⼿彫りとくらべ遜⾊のないものと⾃負しております。
昔はお弟子さんが行っていた粗彫りが、彫刻機で彫れるようになったことで、納期と価格を 抑えることができるようになりました。
どこまでを⼈の⼿で⾏なうかの違いはありますが、どちらでも最終的には職⼈が仕上げるところに変わりはありません。
どちらがお好みか、お気軽にご相談ください。