想いを刻む職人

使い手の想い、贈り手の想い。
そこに「想い」があるからこそ
必ず人が携わる。
はんこは人生の大切な瞬間に、共にある。
結婚をするとき、家を買うとき、
夢のためにお金を借りるとき。
はんこを押す瞬間、力と共に想いがこもる。
その想いは「覚悟」であったり、「希望」であったり……
はんこを孫や子どもに贈る人もいる。
その子の健やかな成長と幸せを祈っている。
そんな想いをはんこに込めることは機械ではできない。
職人はいつも想う。
一刀一刀にその想いを刻む。
技術と共に受け継がれる「大切な心」
それがホリエが大切にしている職人の「本物の技」だ。
写真/林崎 操
MISAO HAYASHIZAKI
林 崎  操
使い手の想い、贈り手の想い
必ず人が携わる。
昭和34年1月 21歳の時
日本印章協会主催「一等印刻師」資格取得
昭和46年6月
国家検定「一級印章彫刻技能士」資格取得

「一等印刻師」とは・・・
民間資格ですが一発勝負の国家試験とは異なり、毎月作品を提出し一年の間、規定の得点を超えなければ資格取得出来ません。 同協会によると、秋田県内で現在この資格を持っているのは林崎一人ではないか、と言われる程取得が難しい資格です。
写真/保 坂 優 子
YUKO HOSAKA
保 坂 優 子
印章は
お客さまの人生を
背負うもの。
昔から細かいことや手仕事が好きで、ものを作り上げる仕事に就きたい思いから、ホリエに入社しました。ゴム印の制作からはじめ、木口(手仕上げ印鑑)との兼任を経て営業を経験し、現在は再び木口を制作しています。
さまざまな分野の仕事を通じて学び、実感したのは、印章は「お客さまの人生を背負っていくもの」だということです。大切な印章を扱いますので、日々の仕事には常にプレッシャーを感じています。
先輩は無理難題にも「やってみます」と挑戦し、「未だに勉強だ」と学ぶ姿勢をもち続けています。その姿勢を学びつつ、周囲からの信頼を得られるような仕事をしていきたいと思っています。
写真/佐々木 真 志
MASASHI SASAKI
佐々木 真 志
林崎さんという
人間を学ぶ。
小さい頃から折り紙など細かいものを組み立てることが好きでした。高校の先生に紹介されたのがきっかけで、ホリエに入社しました。入社前は、はんこはただ捺すだけのものと思っていましたが、入社していろいろ学ぶにつれ、捺すだけではなく意味のあるものだと感じるようになりました。
最初は職人に「独立している」「ひとりで作業する」というイメージを持っていましたが、職人の先輩の林崎がお客さまがどんな人か想像しながら仕事をしているのを間近で見ているうち、使う人のことを想いながらはんこをつくりあげていくのが優れた職人なのだと思うようになりました。
最初ははんこを彫るようになるとは想像もしておらず、不安だらけのスタートでしたが、林崎という人間から学び、自分に任せてもらえることを増やしていきたいと思います。